LTEとは
Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)の略で直訳では訳として
「長期間の発展」でスマートフォンや携帯電話などで使われる新しい高速モバイル通信技術の名称です。
第3世代携帯の通信規格(3G)をさらに高速化させたものがLTEです。
一般的には「3.9G」と呼ばれていますが、4G」と呼ぶことが公式に認められているため
4Gと記載していることも多くあります。
LTEは光回線くらいの通信速度
LTEの理論上の最高通信速度は、ダウンロード速度が100Mbps以上で
アップロード速度は「50Mbps以上です。
同じ通信会社のLTEでもエリアや対応機種によって最大受信速度が
37.5Mbps / 75Mbps / 100Mbps / 150Mbps / 225Mbpsなどと異なります。
家庭向けブロードバンド回線に勝るとも劣らないポテンシャルをもっている
高速モバイル通信技術なので自宅インターネットの代わりとして使っている人も多くいます。
テザリングを使ってパソコンをインターネットに接続しても自宅のインターネット回線と
変わらないか、それ以上の速度で通信することができます。
LTEはデータの待受状態から通信状態への移行がとても高速という特徴を持っています。
3Gとくらべて遅延を少なくする技術が盛り込まれており体感的にもかなり高速です。
格安SIMではほどすべてのSIMがLTEに対応しており、
iPhoneやAndroidのスマホもLTE通信に対応しています。
LTEを使う音声通話「VoLTE」
通常、データ通信のみLTEで通信を行い、音声通信は3Gで通信を使います。
しかし最近ではLTE回線を使って
音声通話をするVoLTE(Voice over LTE)が普及してきています。
この技術はLTEのサービスエリアが3G並に広がったことから、
両方をLTEを使って行うサービスです。
VoLTEの完全普及でLTEネットワークのみに一本化できると
基地局がLTEのみのもので良くなるため、通信キャリアの設備投資や
維持費が安くなり、結果的にサービス料金の値下げや、
通話料が定額などのプランがでてくるようになります。
念のためスマホで格安SIMを使う前に対応しているかチェック
最近のスマホはすべてLTEに対応しています。
しかし、今まで使っていたスマホやしばらく使っていなかったスマホで
格安SIMを使うときには、念のためLTEに対応していることを確認しておきましょう。
調べるのは簡単で、ヤフーやグーグル検索で使っているスマホの名称や型名を
入力して仕様書を見たら対応しているかどうかわかります。
せっかく格安SIMを使おうと思って購入したけど3Gしか対応してなかった
とならないように事前にチェックしましょう。