DMM mobileとmineo、OCNモバイルONE、IIJmioの格安SIMにはバースト機能やバースト転送という機能が付いています。
バースト機能とは契約している3GB/月や5GB/月なので高速データ通信料を使い切ってしまったり、そもそも200kbpsなどの低速な契約である場合でも、読み込みの最初の数秒間や75KB分などの決まった量の間だけ150Mbpsや225Mbpsといった高速通信で読み込むことができる機能です。バースト転送では高速となるのは通信のごく最初だけなので、動画閲覧には効果はありませんが、webサイトの回覧やメール、LINEの送受信などすべての通信が対象で高速になります。格安SIMの会社によってはバースト機能やバースト転送と呼び方が違いますが同じ意味です。
このページの目次
バースト機能やバースト転送のメリット
低速時でもストレスなくインターネットができる
冒頭でも書きましたが、契約している3GB/月や5GB/月なので高速データ通信料を使い切ってしまったり、そもそも200kbpsなどの低速な契約である場合でも一定時間や一定のデータ容量分は高速データ通信を行うことができる機能です。格安SIMの契約しているプランの高速データ通信容量の上限を超えた場合は転送速度が制限されて200kbpsになります。200kbpsは体感できるほど遅くwebページを表示するにもストレスを感じます。
DMM mobileとmineo、OCNモバイルONE、IIJmioのバースト転送機能がある格安SIMであれば、そのような低速通信時でも通信開始直後の数秒間や一定のデータ量分を高速データ通信で読み込むことができるので、あまり画像の多くないwebページやyahooのトップページくらいであればバースト機能の高速データだけで読み込めてしまいます。実際はほとんどのwebページがこのバースト機能によって数秒程度で読み込みを完了できます。これは実際にバースト機能に対応していない格安SIMも使っているとわかるのですが、とにかく快適です。
DMM mobileなら月額440円プランでもバースト機能が使える
DMM mobileのライトプランは月額440円で利用できる低価格の格安SIMでとても好評を得ています。他の格安SIMでなくDMM mobileが選ばれている理由は、このライトプランでも通信開始直後の75KB分のデータ量は高速データ通信で送受信が行われる点です。これは他社の格安SIMには真似できていません。
一つ下のプランを選択できる
バースト機能に対応している格安SIMであれば一つ下のプランを選択してもあまりストレスを感じることなく利用することができます。一つ下のプランとは例えば月に7GBの高速データ量が必要な場合に5GB/月のバースト機能が付いている格安SIMを選ぶということです。5GB/月を超えた時点で200kbpsに転送速度が制限されますがバースト機能が付いているとも通信開始直後の数秒間や一定のデータ容量分は150Mbpsや225Mbpsといった高速通信で読み込むことができます。なので動画を見た入しなければけっこう快適に利用でき、さらに月額料金も抑えられるというわけです。バースト機能が付いていない格安SIMであればかなりストレスがたまるところをうまくカバーしてくれます。
バースト機能に対応した格安SIM
mineo 格安SIMの「王道」!mineoを選んでおけばまず間違いありません!ユーザー満足度ナンバー1獲得SIMです。
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mineoはau系とdocomo系の両方の格安SIMプランを提供しておりドコモプラン、auプランとも高速データ通信の翌月繰り越しとバースト機能に対応しています。家族割やパケットを分け合える機能、パケットギフトなどお得な機能がついています。au回線で高速データ通信の繰り越しに対応している格安SIMを使う場合はmineoが唯一の格安SIMになります。
データ通信のみのシングルタイプと音声通話のついたデュアルタイプがあります。家族で使うにはとても充実したサービスに なっており絶大な人気を誇っています。au系回線の安い格安SIMとしてはオススメです。au回線で安いSIMを探している人にはおすすめです。auや docomoで契約したiPhoneに挿すだけで使えてしまう画期的なSIMです。高速データ通信を分け合えるパケットシェアを使えば10GB/月も使い 切ることができるのがメリットです。 |
公式サイト: mineo
DMM mobile とにかく月額料金を10円でも安くしたい方向け
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バースト機能に対応した格安SIMでmineoの次にオススメなのがDMM mobileです。格安SIM業界で一番安い月額料金に挑戦!と宣言しているDMM Mobileは全プランで他社と比べて月額料金が最安値になっています。1GB/月から20GB/月まで豊富なプランから選択でき、データ専用SIMと音声機能付きと選択の幅が広くなっています。
どのプランでも業界で一番安く翌月繰り越し機能もあるのでコストパフォーマンスは最高です。10GB/月プラン契約で5GB余れば翌月は15GB/月分高速データ通信が利用できます。 低速通信時でも少しの間だけ高速通信になるバースト機能で高速データ通信の転送量を使い切った場合でも追加できます。高速データ通信時は通信制限がないのも人気の秘密です。 SIMフリー端末とのセット購入もできるため初めての格安スマホデビューとしても最適なものになっています。8GBプランでは1つの契約でSIMが3枚ま でもて高速データ通信容量をシェアできます。 |
公式サイト: DMM mobile
OCNモバイルONE OCNの安心感が欲しい方に!
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数ある格安SIMの中で利用者数ナンバー1の格安SIMはOCNモバイルONEです。NTTコミュニケーションの大手プロバイダのOCNが運用する格安SIMでOCNという安心感から昔から根強い人気があります。
マツコ・デラックスが宣伝をしていたことからさらに利用者が増えている反面、設備投資が間に合っておらず最近は少し速度低下がありmineoの通信品質には届いていなのが残念です。通信速度が改善するのには少し時間がかかりそうです。 OCNモバイルONEは格安SIMで唯一110MB/日や170MB/日という日単位のプランがあるのが特徴です。 データ専用SIMに700円/月をプラスすることで音声対応SIMになります。利用者が多く爆発的な人気になっています。3GB/月で月額1,100円になりかなりお得になっています。また050 plusの基本料金が1台だけ無料で利用できます。 2016年7月から駅や空港、カフェなどに設置された全国6万か所を超える無料Wi-Fiスポットを契約者は無料で使えるようになりました。そのため毎月の高速データ通信量を節約できるため、一つ下のプランを選択できるようになり、さらなる月額料金の節約が可能です。 公式であまり記載されていないので知らない人も多いですが、実はOCNモバイルONEはバースト転送に対応しています。2016年9月6日に開始して既に契約しているユーザーも対象で自動で適用ています。OCNモバイルONEのバースト転送は、200kbpsの低速通信時でも、通信を開始してから一定量(150KB)は高速での通信が可能になります。日次や月次プランのデータ容量の上限に達したときやターボ機能をオフにしている状態でも、150KBまでのデータは高速で送受信できるようになっています。 |
基本通信容量・コース名 | 繰り越し容量利用期限 |
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110MB/日コース | 翌日まで |
170MB/日コース | |
3.0GB/月コース | 翌月末まで |
5.0GB/月コース | |
10.0GB/月コース | |
500kbpsコース(15.0GB/月) | 繰り越しなし |
公式サイト: OCN モバイル ONE
今回、解説したバースト機能はとても便利な機能です。バースト転送があるからこそ高速データ通信が使えないライトプランや高速データ通信容量の少ないプランを選択することができるようになります。快適なスマートフォンライフのためにもぜひバースト機能が追加格安SIMを使ってみてください。きっと感動していただけると思います。