docomoやauのキャリア契約のiPhoneをお使いの方は格安SIMを使うにはSIMフリーのiPhoneでないと使えないと思っている方も多いとおもいます。実はSIMフリーのiPhoneではないdocomoやauのiPhoneでもmineoの格安SIMを使えばなにも特別なことをしなくても使うことができます。音声通話対応プランを選べば音声通話もできます。
このページの目次
- 1 キャリア契約のiPhoneは月額料金が高すぎる
- 2 docomoやauのiPhoneに挿入するだけで使える格安SIM
- 3 iPhoneで使える格安SIM一覧
キャリア契約のiPhoneは月額料金が高すぎる
auやdocomo、ソフトバンクで契約している場合は少なくとも月額6000円〜10000円ほどの料金を支払っていると思います。データ通信量を見るとほとんどの方は多くても5GB/月くらいに収まっていて格安SIMであれば月額2000円〜2500円程度の価格帯になっているのでどうしても割高に感じます。最近の格安SIMは速度も十分に出るため格安SIMに乗り換えるだけでデータ専用SIMで月額1500円程度、音声通話機能を追加しても月額2500円には収まります。携帯電話の月額料金を削減したい人には格安SIMはとても有効な手段になっています。
docomoやauのiPhoneに挿入するだけで使える格安SIM
docomoのiPhoneの場合
docomoのiPhone 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plusを持っている場合は、そのままここで紹介しているmineoのDプランやOCN モバイル ONE、DMM mobile、U-mobileを始めとする数種類の格安SIMがそのまま使えます。auのiPhoneに比べると選択肢が多いですがその中で特にオススメなのがmineoとOCN モバイル ONE、価格を重視するならDMM mobileです。
auのiPhoneの場合
auのiPhone 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plusを持っている場合は、docomoのiPhoneと比べると選べる格安SIMの選択肢は少ないですがここで紹介しているmineoのAプランとUQ mobileがそのまま使えます。注意が必要なのは、auのiPhoneで格安SIMを使うとテザリングとSMSの送受信が使えません。iPhoneでどちらか使いたい場合はdocomoのiPhoneに乗り換えるしかありません。
SIMフリーのiPhoneの場合
SIMフリーのiPhoneの場合はiPhone 4 / 4s / 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plusで格安SIMが使えます。au系の格安SIMとdocomo系の格安SIMのどちらでも利用可能です。SIMフリーのiPhoneはdocomoのiPhone、auのiPhoneと比べると高価です。auのiPhoneではテザリングが使えませんがSIMフリーのiPhoneの場合はテザリングが最初から使えます。
iPhoneで使える格安SIM一覧
mineo(docomoとauの両方のiPhoneで使えるユーザー満足度ナンバー1これを選んでおけば間違い無し!)
mineoが提供する格安SIMはdocomoやauで契約している(またはしていた)iPhoneに挿して利用することが可能です。どちらのiPhoneでもSIMロック解除は必要なく、そのまま利用できます。docomoとauのiPhoneでそのまま使える格安SIMの中で一番人気でオススメの格安SIMになります。
mineoの特徴とメリット
パケットシェアで余った高速データ通信量を家族でシェアできる
高速データ通信料の翌月繰越に対応
テザリングが利用可能
auプランならauのスマホやタブレットが使える
docomoプランならdocomoのスマホやタブレットが使える
auやdocomoのスマホに挿すだけで格安SIMが使える
auプランのシングルタイプはSMS利用料金が無料
音声通話SIM(デュアルプラン)を即解約しても解約手数料が無料
フリータンクで高速データ通信量を無料(最大1GB/月)でもらえる
MNPの乗り換えで空白期間がない
最低利用期間がないためいつでも解約可能
auプランのSMS月額基本料が無料
バースト機能に対応している
iPhoneでの利用に対応している
mineoの注意点・デメリット
auプランではUQ mobileのほうが通信速度が高速
mineoでセット購入できるスマホが割高
3Gでデータ通信ができない。4Gのみの通信となる
mineoのプランと料金一覧
費用一覧
- 申し込み手数料: 3,000円
- SIMサイズの変更: 2,000円
- auプランのシングルタイプ(データ通信のみ) のSMS料金: 無料
- docomoプランのシングルタイプ(データ通信のみ) のSMS料金: 120円/月
- 通話料金: 30秒20円
- MNP転出手数料: 2,000円(契約から1年超え)
- MNP転出手数料: 11,500円(契約から1年以内)
- 留守番電話: 300円/月
通信制限(速度制限)
- 高速通信容量を使い切った場合は通信速度が200kbpsに制限されます。
- auプランでは直近3日間で3GBを超えるデータ通信用を超えた場合は、速度制限される場合があります。
公式サイト: mineo
UQ mobile(auのiPhoneで使える。回線品質がいい!)
UQ mobileはWiMAXでも有名なUQコミュニケーションズが提供する格安SIMです。au系の格安SIMの中で圧倒的に通信速度が早く安定しています。どの格 安SIMもこのUQ mobileの品質には追いついていません。mineoよりも品質が高いので回線品質が良いiPhone向けの格安SIMが欲しい場合はUQ mobile一択です。
UQ mobileの特徴とメリット
数ある格安SIMの中で一番通信速度が早いと評判が良い
どの時間帯でも安定して速度が出る
無制限プランがある
auのiPhoneに挿入するだけ使用できる
SMSが無料で使える
KDDIが運営しているので安定している
プラチナバンドを利用しているのでエリアが広い
テザリングが利用可能
高速データ通信料の翌月繰越に対応
MNPでの不通期間がほとんど発生しない仕組みになっている
データチャージが利用可能
VoLTE対応SIMを選択可能
UQ mobileの注意点・デメリット
3Gでのデータ通信ができない(LTEのみ)
選べるデータ容量が少ない
無制限プランも通信度速度制限が行われる場合がある
UQ mobileのプラン一覧
費用一覧
- 申し込み手数料: 3,000円
- データSIMのSMS機能(SMSオプション): 0円/月
- 通話料金: 30秒20円
- 音声通話プランの12ヶ月以内の解約: 9,500円
- 電話基本パック(留守番電話) 380円/月
- 端末補償サービス: 380円/月
- 通話明細サービス: 100円/月
- メールサービス: 200円/月(uqmobile.jpドメイン)
通信制限(速度制限)
- 高速通信容量を使い切った場合は通信速度が200kbpsに制限されます。
- 直近3日間の合計通信量が3GBを超えた場合、200kbpsに制限されます。
公式サイト: UQ mobile
OCN モバイル ONE(docomoのiPhoneで使える 格安SIMシェアナンバー1!)
OCN モバイル ONEは格安SIM業界でトップのシェアを誇っている大人気SIMです。マツコデラックスがCMのイメージキャラクターとして使われており、大手プロバイダのOCNという安心感と知名度も抜群です。1日につき 110MBや170MBというほかの格安SIMにない日ごとの高速データ通信量のプランが用意されているのが特長です。また、他の格安SIMはクレジットカード払いですがOCN モバイル ONEの支払いはクレジットカードだけでなく口座振替、請求書にも対応しています。
OCN モバイル ONEの特徴とメリット
大手プロバイダOCNという安心感と知名度
格安SIM業界でトップのシェア
日ごとの高速データ通信量のプランが用意されている
高速データ通信量の翌月繰越に対応
高速通信のON/OFFが可能
口座振替の支払いと請求書に対応
050plusが安く利用できる
月に一回プランを自由に変更可能
1つの契約で最大4枚までのSIMカードを利用・容量シェアできる
留守番電話サービスやキャッチホンサービスが使える
テザリングが利用可能
OCN モバイル ONEの注意点・デメリット
通信速度は他のSIMと比べても普通
月額料金が他の格安と比べて少しだけ高い
テザリングでインターネットを多く使う場合は通信速度が遅い時間帯にきになる場合がある
OCN モバイル ONEのプラン一覧
基本通信容量・コース名 | 繰り越し容量利用期限 |
---|---|
110MB/日コース | 翌日まで |
170MB/日コース | |
3.0GB/月コース | 翌月末まで |
5.0GB/月コース | |
10.0GB/月コース | |
500kbpsコース(15.0GB/月) | 繰り越しなし |
費用一覧
- 申し込み手数料: 3,000円(実際は1,200円程度に割引されます)
- SIMサイズの変更・追加: 3,000円(音声対応)、1,800円(データ通信専用)
- 音声対応SIMを6ヶ月以内の解約: 8,000円
- データSIMのSMS機能(SMSオプション): 120円/月
- 高速データ通信シェア用SIMカードの追加: 450円 /月
- 留守番電話サービス 300円/月
- キャッチホン 200円/月
- 通話料金: 30秒20円(050plus使用で固定電話3分8円、携帯電話1分16円)
通信制限(速度制限)
- 高速通信容量を使い切った場合は通信速度が200kbpsに制限されます。
- 常時200kbpsでいい場合は、高速データ通信OFFにすると高速データ通信量が減りません。
公式サイト: OCN モバイル ONE
DMM mobile(docomoのiPhoneで使える。月額料金が最安値!)
DMM mobileは業界で一番安い月額料金に 挑戦!と宣言しているだけあって、すべての格安SIMの中で月額料金がどのプランでも最安の格安SIMです。安いから悪いわけでなくむしろ他の格安SIMと比較しても実際にでる通信速度も高速ですし、低速通信時でも読みこみの最初の数秒だけ高速通信になるバース ト機能がついているため体感速度もとても早いです。翌月繰越にも対応しており、選べるプランも格安SIMの中で一番多くなっているため無駄のない最適なプ ランを選択できます。数ある格安SIMのなかで最安の格安SIMを探している方はDMM mobile一択になります。
DMM mobileの特徴とメリット
月額用金はすべてのプランで業界最安値
実際にでる通信速度が高速
バースト機能が使える
契約に2年縛りがない
テザリングが利用可能
最大3枚までSIMカードを追加できるシェアプランがある
契約途中でも月に1回無料でプラン変更が可能
高速データ通信料の翌月繰越に対応
高速データ通信のON/OFFがアプリから簡単にできる
利用料金の10%がDMMポイントとしてもらえる
docomoのiPhoneやAndroid端末はSIMロック解除なしでSIMを挿すだけで利用可能
DMM mobileの注意点・デメリット
もらえるDMMポイントが1カ月で失効する(楽天モバイルは1年)
決済はクレジットカードのみ
1年以内の解約は手数料9,000円取られる
DMM mobileのプラン一覧
費用一覧
- 申し込み手数料: 3,000円
- SIMサイズの変更: 3,000円
- データSIMのSMS機能(SMSオプション): 150円/月
- 端末交換オプション: 350円/月
- セキュリティオプション: 250円/月
- 通話料金: 30秒20円
- シェアコースの追加SIM: 1枚3000円(契約事務手数料は不要)
- 100MB追加チャージ: 200円
- 500MB追加チャージ: 600円
- 1000MB追加チャージ: 1,100円
- 他社へのMNP転出手数料: 3,000円
- データSIMカードの追加: 契約事務手数料無料
通信制限(速度制限)
- 高速通信容量を使い切った場合は通信速度が200kbpsに制限されます。
- ライト(200kbps)プランの場合は、3日でデータ通信が366MBを超えると通信速度が制限されます。
公式サイト: DMM mobile
U-mobile(docomoのiPhoneで使える)
U-mobileは業界最安値のDMM mobileとほぼ同じ料金体系になってり最安クラスの月額料金で利用出来るのも人気です。U-mobileは格安SIMの中で最強の無制限で利用出来るSIMであり、他の格安SIMでU-mobile以上に満足できる無制限プランはありません。Umobileには150Mbpsの高速通信無制限の「LTE使い放題プラン」が2,980円という低価格で利用でき、無制限プランの格安SIMの中で通信速度が一番速いため、ヘビーユーザーにもおすすめの格安SIMになっています。1つ弱点は余ったデータ容量を繰越できないことです。
U-mobileの特徴とメリット
LTE使い放題プランは2,980円の業界最安値で高速通信が無制限
高速通信無制限無制限の格安SIMの中で一番速度が速い
高速LTEデータ通信が1GB 680円で使えるという安さ
契約に2年縛りがない
テザリングが利用可能
MNPでの不通期間がほとんど発生しない仕組みになっている
格安SIMの中で最安クラスの月額費用
スマホセット・データ通信だけのSIM・音声通話などのプランが豊富
全サイズのSIMカードのサイズに対応
高速データ通信容量の追加チャージができる
U-mobileの注意点・デメリット
LTE使い放題プランでも3日間で2.4GB以上使うと速度制限がかかる
余ったデータ容量を繰越できない
U-mobileのプラン一覧
費用一覧
- 申し込み手数料: 3,000円
- SIMサイズの変更: 3,000円
- データSIMのSMS機能(SMSオプション): 150円/月
- 留守番電話: 300円/月
- 通話料金: 30秒20円
- SIMカード損害金: 2000円(解約後、SIMカードを返却できない場合)
- 通話プラス3GB、5GB、LTE使い放題、ダブルフィックスプランを半年以内に解約した場合の解約事務手数料: 6,000円
- 通話プラスLTE使い放題2を半年以内に解約した場合9,500円、7ヶ月〜1年以内の解約は3,500円
通信制限(速度制限)
- 高速通信容量を使い切った場合は通信速度が200kbpsに制限されます。
- LTE使い放題プランで3日間で2.4GB以上使うと~200kbpsに速度制限がかかる
公式サイト: U-mobile